長いテレビの歴史の中で、幾度となく発覚・批判が繰り返されてきた「やらせ問題」。最近では人気バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』がでっち上げ疑惑で大きな注目を浴びています。

私ごとで恐縮ですが…普段小さな子供達と接する機会が多い私。近ごろ「やらせって、何がいけないの?」「別に面白ければよくない?」と、最近の話題から生まれた子供達の素朴な疑問を耳にする事が増えました。そして周囲の大人からは「正直、なぜそこまで大きく批判されるのか理解できない」という声も。

私自身「確かになぁ…」と思う事も多々あったので、今回は「テレビのやらせが批判される理由/具体的になぜいけないのか?について解説します。

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ヤラセとは?テレビのヤラセがダメだと批判される理由

ヤラセをお堅い言葉で表現すると

『存在しない物事を造り上げ、あたかも存在していた物事・事実のように見せかける事』

といった所でしょうか。これっていわゆる「捏造」や「情報操作」とも言えますね。こういう言葉にすると、より一層いけない事って感じが出てきます…(笑)。これをテレビ程の影響力を持った媒体で行えば、どれだけ多くの人間に広まり認知されるかは容易に想像できます。

が。

テレビのバラエティー番組など、そんなもので溢れかえっている。リアルなものに見せかけて、実は裏で綿密な打ち合わせが行われている。そしてそんな事は言わずもがな、周知の事実。

もちろん中にはガチンコな物もあるのでしょうが、テレビ番組のほとんどのものが「企画」もしくは「台本」と呼ばれているモノに沿って作り上げられているハズです。

じゃあ「アレは良くて、コレな駄目」「ヤラセ」と「台本」それらの線引きや違いは一体どこなのか?という事ですが…

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ヤラセ(台本・企画)の何が具体的にいけないのか?

よくあるバラエティー番組を今即興で考えてみました。

  • 「旬のお笑い芸人達とイケメン俳優が〇〇で対決!」
  • 「人気女優が××に挑戦!意外な結果に?!」
  • 「大物芸能人の□□が突然乱入、スタジオは大混乱!!」

これらは例えで出してみたモノですが、このような企画が収録される際には当然打ち合わせがあります。どのタイミングでカメラに出ていくとか、対決はどっちが勝つとか、どんな感じでハプニング感を出していくとか…。とにかく面白くなるよう練られ、試行錯誤されて収録されているハズ。携わる多くの人が仕事として毎日取り組み、家庭の生計を立てている人達によって作られています。

これらの事を業界では「企画」や「台本」と呼んでいますが…企画も台本もイコール・ヤラセだ!とまで考えている視聴者も居ます。先述した「捏造・情報操作」という概念では『ヤラセ=悪』というように思えてしまいますが、このような内容の番組は毎日のように放送されているし、炎上もしないし逮捕者も出ていない。

一概に『ヤラセ=悪』とも言えないですが、OKなヤラセとNGなヤラセがあるのも事実。

ではその大きな違いは何なのか?ネット上で調べていた所…

【(ヤラセのパターンでも)『情報として成立する』場合と『利益に繋がる』場合は非常に危険】(参照:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12115540727?__ysp=44OG44Os44OTIOOChOOCieOBmyDjg4Djg6HjgarnkIbnlLE%3D)

という文を発見しましたが、この考え方が一番しっくり来ました。

バラエティーのヤラセやでっち上げ(現在のイッテQ問題など)が炎上するか批判されるか、この考え方に基づけば良し悪しが判断できるのではないでしょうか?

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